Chiyoda Gakuen
私立高等学校の入学者選抜一次試験が終わりました。合格された皆さんは、喜びと安堵に包まれておられることでしょう。とは言え併願の人はこれからが本番。体調を整えて試験に臨んで下さい。又、今般の試験で利あらず、不合格となられた皆さん。皆さんにとっては随分と辛い結果となりました。でもまだまだチャンスはあります。ひたすら祈るような気持ちで「頑張れ」と願うばかりです。募集定員がある以上、合否判定は避けて通ることが出来ませんが、本当に心が痛みます。
さて、私立学校は建学の精神にそれぞれ則り、特色ある教育を実施しています。わが校では何よりも生徒自身の主体的な学びこそが成長の鍵と捉え、そのための様々な機会やメソッド(方法)が用意されています。入学して来られる皆さんは楽しみにしていて下さい。
また私達は2017年度から、新たに教育探究コースと幼児教育コースを立ち上げましたが、三年後の進路に責任を持つための教育内容を、教員はしっかり準備しているところです。例えば、幼児教育コースでは、大阪千代田短期大学の教授と合同で五年一貫の教育課程を構築するためのカリキュラム作りに取り組んでいます。そして一方看護専攻科ではいよいよ2年生への進級。一年後には国家試験が待っています。試験の合格は勿論のこと、地域医療の担い手として、患者さんの人権を尊び、信頼される看護師に育って欲しいと念じて取り組んで来ました。その成否も自ずから明らかになります。私達教職員の教育力が問われているのだとの自覚を持って、一日一日を大切にしていかねばと心しています。
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